快投の田口にヤク真中監督「対応しきれなかった」畠山「予想以上」

[ 2015年4月12日 05:50 ]

<巨・ヤ>7回1失点の好投でプロ初登板初先発初勝利を挙げた田口

セ・リーグ 巨人2―1ヤクルト

(4月11日 東京D)
 【巨人・田口 初登板初勝利に一言】

 ▼ヤクルト・真中監督 カウント球と、追い込んで腕を振るスライダーはちょっと違っていた。内角をうまく見せ球に使われ、対応しきれなかった。

 ▼川端 スライダーはカウントを取る球は山なりで来るが、勝負球は速球の軌道で鋭く曲がる。内角も速球でつけるし、内角もケアするとなると難しくなる。

 ▼畠山 追い込まれてからの縦のスライダーは予想以上。早いカウントでストライクを取りに来るスライダーを打たないといけなかった。

 ▼楽天・松井裕(田口とは)同じ世代で同じ左投手。刺激し合っていければ。

 ▼槙原寛己氏(スポニチ本紙評論家=83年に19歳で初登板初勝利)投げたくてしようがなかったから初登板は緊張よりうれしくて…。通算463試合投げた中で唯一プレッシャーも責任も一切感じなかった試合。力いっぱい腕を振った。結果、チームのいい流れにも乗って完封できたんだけど、田口の場合はチームが苦しい時の勝利だけに価値があるね。

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