オリックス　悪夢のサヨナラ負け…今季１５試合で借金１０に

＜楽・オ＞サヨナラ負けにガックリのオリックスベンチ

パ・リーグ オリックス３―４楽天

（4月12日 コボスタ宮城）
　オリックスは１２日の楽天戦（コボスタ宮城）でサヨナラ負けを喫し、引き分けを挟んで４連敗。今季、開幕から１５試合ながら早くも３度目の４連敗で、通算２勝１２敗１分けと借金は２ケタの１０にふくらんだ。

　一度は試合をひっくり返した。１点ビハインドの３回１死から坂口、平野恵の連打で一、三塁とすると、糸井の右前適時打で１点を返す。さらに２死一、二塁からＴ―岡田の中前適時打で逆転に成功すると、続く中島も中前適時打。この回５本の長短打を集めて３点を奪った。

　だが、５回に先発・山崎福が２死満塁のピンチをつくって降板すると、代わった榊原が２者連続の押し出し四球で同点に。そして３―３で迎えた９回。４番手・佐藤達が２死満塁から銀次に右前打を浴びて悪夢の幕切れとなった。

　先発・山崎福を含む４投手で計１０四死球。打線も３回以外は無得点と、オリックスの“イバラの道”は続く。