鳥谷“定位置”3番で1号&初打点「思いきり引っ張ってやろうと」

[ 2015年4月12日 17:44 ]

<神・広>8回無死一塁、鳥谷は右越え2ラン

セ・リーグ 阪神4―3広島

(4月12日 甲子園)
 阪神がキャプテンの一振りで連敗を6で止めた。1点を追う8回、鳥谷が今季1号となる決勝2ラン。本拠・甲子園5試合目にして初の白星を引き寄せるとともに、本塁打はもちろん打点すらなかった自身の“トンネル”からも脱出した。

 これまでの1番から3番に打順にオーダーを替えての試合。「去年も3番に入っていましたし、違和感はなかった」と自然体で臨んだ。この日無安打のまま迎えた第3打席。前打者が四球で出塁すると「向こう(の投手)はランナーが出せない状態なので、思いきって引っ張ってやろうと考えていた」という言葉通りに、広島の2番手・中崎の直球を振り抜いて右翼スタンドへ叩き込んだ。

 「甲子園で勝ててよかった」と安どの思いも口にした鳥谷。次戦からまたホームを離れるが「この勝ちが次につながる」と最後まで力強かった。

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