楽天 まさに「銀次デー」!サヨナラ打に「初めて自分がかっこいいと」

[ 2015年4月12日 17:10 ]

<楽・オ>9回2死満塁、銀次(右)が右前にサヨナラ打を放ち大久保監督に抱きつかれる

パ・リーグ 楽天4―3オリックス

(4月12日 コボスタ宮城)
 打つべき人が打つべき日に打った!「銀次デー」で、楽天の銀次がサヨナラ打。「これ以上のことがないと思います。初めて自分がかっこいいと思いました」と不敵に笑った。

 この日は東北ろっけんまつりの「岩手の日」で、さらに岩手出身の銀次を応援する「銀次デー」。銀次のボブルヘッドフィギュアが1万人にプレゼントされた他、来場者全員に銀次応援ボードが配られた。

 初回、2死満塁の好機は中飛に倒れたが、同点で迎えた9回裏2死満塁の場面で役者に打席が回ってきた。佐藤達の初球の真っすぐをとらえるとライナー性で右前へ。「打った瞬間ヒットになると思った」という一打で試合に終止符を打った。

 前日は延長12回を戦って引き分け。12回裏2死二、三塁のサヨナラ機で遊ゴロに倒れていただけに、「やっとみんなの前で打てることができたのですごくうれしいです」と喜びを爆発させた。

 「信じるしかなくて、打ってくれるという一念で見ていました」と祈るような思いで戦況を見つめていたと振り返った大久保監督。チームは4連勝で5割復帰したが、「いい時ほど考えてまた前に進みたいと思います」と顔を引き締めた。

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2015年4月12日のニュース