浦和学院 78年ぶり新旧王者対決制す!森監督「感無量です」

[ 2015年3月23日 17:10 ]

<龍谷大平安・浦和学院>11回、右翼線適時二塁打を放つ西野

第87回選抜高校野球大会第3日・1回戦 浦和学院2―0龍谷大平安

(3月23日 甲子園)
 78年ぶりとなった前年優勝校と一昨年優勝校との対戦を制したのは、一昨年の覇者・浦和学院だった。森監督は開口一番「いやもう、感無量です」と語った。

 37年の岐阜商―愛知商以来となる“新旧王者”同士の顔合わせ。前評判を裏付けるように0―0のまま今大会初の延長戦に突入した11回、浦和学院先頭の山崎が四球と犠打で二進し、7番・荒木、8番・西野の連続タイムリーで2点をもぎ取った。「終始積極的に振って行こうという指示を出していた。最後は下位打線だったが、思い切り振ってくれた」と森監督。荒木も「打った瞬間、無心になっていた」と顔を上気させた。

 2回戦の相手は英明と大曲工の勝者。森監督は「優勝候補に勝たせていただいたことを励みに、1戦1勝の気持ちで戦いたい」と、2年ぶり2度目の優勝を静かに見据えていた。

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