立命館宇治　春夏通算５度目甲子園も初勝利お預け

＜立命館宇治・静岡＞敗戦に肩を落とす山下（右端）ら立命館宇治ナイン

第８７回センバツ高校野球第２日・１回戦 立命館宇治１―７静岡

（3月22日 甲子園）
　立命館宇治（京都）は春夏通算５度目の甲子園も、初勝利はお預けとなった。

　かつて同じ京都の北嵯峨と鳥羽を率いて出場し、００年春には鳥羽を４強に導いた実績がある卯滝逸夫監督は「勝たせてやりたかったが、大量失点ではどうしようもなかった」と肩を落とした。エース山下が３、５回に集中打を浴びて７失点。「いい勉強になった」という左腕は「夏に戻ってきて今度こそ１勝したい」と誓った。