敦賀気比・平沼 1安打完封!10Kで初出場の奈良大付を圧倒

[ 2015年3月23日 10:49 ]

<敦賀気比・奈良大付>敦賀気比先発の平沼

第87回選抜高校野球大会第3日・1回戦 敦賀気比3―0奈良大付

(3月23日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第3日は23日、甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合は昨夏4強の敦賀気比(福井)が、春夏通じて初出場の奈良大付を3―0で下し2回戦に駒を進めた。

 ベスト4入りした昨夏にも5試合全てに登板した敦賀気比のエース平沼は、9回、100球を投げわずか1安打、無四球、10奪三振の完封勝利。6回に初安打を許したが、三塁を踏まさぬ好投を見せた。

 打っては2回、1死から中前打の松本を上田の右中間タイムリー二塁打で返して先制。3回にも先頭の中井が右翼線二塁打で出塁し、犠打と犠飛で加点した。その後も毎回得点圏に走者を出しながらも追加点を挙げられなかったが7回、選手宣誓を務めた主将の篠原が中越え二塁打で出塁し、犠打と犠飛で3点目を挙げた。

 奈良大付の先発・坂口は、大量点を与えず7回途中まで3失点と力投。だが、打線は平沼を攻めあぐね、5回に池淵が敵失で出塁するまでは1人の走者も出せず。6回に高橋が左前打でチーム初安打を放ち、8回には先頭の池淵が再び敵失で出塁したが本塁は遠かった。

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