マートン リストバンドに「信じる」 呉昇桓は江夏氏から学ぶ!

[ 2015年1月28日 05:30 ]

長旅の疲れも見せず、笑顔をみせるマートン

 阪神のマット・マートン外野手(33)が27日夜に関西空港着の航空機で来日し、今季のテーマに「Believe(信じる)」を掲げた。

 「セ・リーグ優勝が第一の目標。最終的には日本シリーズに勝って日本一になることだ。必要なことは自分たちの力を信じること。自分たちのチームにはそれだけの力がある。信じてやっていきたい」。今季使用するリストバンドにも「Believe」の文字を刺しゅうしたことを明かし、「一つの単語だが、使い方は一つではない。個人としてだけでなく、チームにとってもファンにとっても大切にしたい言葉だ」と力を込めた。

 直近2~3週間は「車に例えればエンジンの部分だけでなくサスペンションの部分も強化した」というトレーニングで2~3キロの体重減を実感。さらに自主トレ仲間に左投げの打撃投手が加わったことで「例年より打撃練習の時間は増えた」と調整は順調だ。10、11、13年は最多安打、昨季は首位打者を獲得。在籍6年目を迎える巧打の助っ人は「毎試合、毎打席で持っている力を出し切れば、数字は付いてくる。『シンジル(信じる)』」と新しく覚えた日本語で声を弾ませた。

 また、契約2年目の最終年となる阪神の守護神・呉昇桓投手(32)も来日。沖縄・宜野座キャンプに臨時コーチとして招へいされる江夏豊氏(66=野球評論家)からレジェンドの技術を学びたい考えを示した。

 25日に約1カ月のグアム自主トレを終え、韓国へ一時帰国して来日。少し日焼けした表情で弟子入りを熱望した。

 「すごい方には教わることがたくさんあると思う。いろんな話をしてみて、気になることとか覚えることは覚えていきたい。技術的なことを聞きたい」

 江夏氏は守護神に対し、昨季中盤から得意とするカットボールが「キレを失った」と球団関係者に指摘し、“事情聴取”したい意向を示しており、大きなプラスになることは間違いない。

 「新しい変化球だとか欲は誰でもある。聞いたからと言ってすぐ投げられるわけじゃない。でも、話し合っていろんな変化球を練習してみて、よかったという部分があれば試合でも投げていこうと」

 公式戦ではめったに投じないカーブなど、江夏氏が得意とした球種なども吸収するつもりだ。

 昨年は登板64試合で防御率1・75、39セーブ。「防御率は去年のシーズンよりは確実に低くしたい。去年セーブ失敗が多かった。その2つは自分の努力次第で変わる。去年は2アウトから打たれたのが多かった。もっと集中していきたい」。最多セーブを獲得した昨季以上の成績を残すことが日本一への近道だ。

 すでに約90メートルの遠投もこなし、近日中にキャンプ地沖縄へ。「コンディション的にも体的にも去年よりいい。グアムでトレーニングしてきたので今年の沖縄キャンプ入りは自分の中でも期待感がある」。守護神は誰よりも自分自身へ期待していた。

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