18イニング目の初失点…近江2年生エース散る

[ 2014年8月22日 05:30 ]

<聖光学院・近江>力投する近江・小川

第96回全国高校野球選手権3回戦 近江1―2聖光学院

(8月21日 甲子園)
 近江(滋賀)のエース小川にとっては、完封した初戦の鳴門戦から18イニング目の初失点が命取りになった。

 「9回持たなかったのが悔しい。先輩に何回も(守備で)助けてもらったのに守りきれなかった」と唇をかんだ。9回、先頭の柳沼に狙い通りの外角に投げた速球を安打された上に、続く安田には予想外のセーフティーバントを決められて動揺。「あれからおかしくなった」と顔をゆがめた。2年生右腕は「まだ力不足。新チームではしっかり投げたい」と巻き返しを誓った。

 ▼近江・多賀章仁監督 この大会は9回に何かが起きている。小川はよく投げたが、最後は聖光学院の攻撃力が出た。

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2014年8月22日のニュース