大阪桐蔭 中村勝ち越し弾!終盤に突き放し2年ぶりの4強入り

[ 2014年8月22日 15:02 ]

<健大高崎・大阪桐蔭>7回、中村は左越えに勝ち越しの2ランを放つ

第96回全国高校野球選手権大会準々決勝 大阪桐蔭5―2健大高崎

(8月22日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第12日は22日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第3試合では大阪桐蔭(大阪)が主将・中村の勝ち越し弾で健大高崎(群馬)を下し、藤浪(現阪神)を要して優勝した2012年以来2年ぶりの4強入りを決めた。

 初回に先制を許した大阪桐蔭は3回、安打と四球などで2死一、二塁から正随がセンターを抜く2点適時三塁打を放って逆転に成功。同点に追いつかれて迎えた7回には1死から福島が中前打で出塁すると、続く中村が左越え2ランを放って勝ち越し。8回にも2死三塁から中村の左前適時打で加点した。

 先発した福島は機動力ある健大高崎打線を相手に粘り投球を披露。初回に先制され、4回には同点打を許したものの、その後は無失点で9回を投げ切った。

 健大高崎は初回、先頭・平山が四球で出塁すると、すかさず盗塁。犠打で1死三塁から脇本が中犠飛を放ち、無安打で1点を先制した。逆転されて迎えた4回には柘植の右前適時打で一時は同点に追いついたが、終盤に突き放された。

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2014年8月22日のニュース