和田“保留”の3勝目手に!カブス サスペンデッドの続き逃げ切る

[ 2014年8月22日 08:57 ]

ジャイアンツ戦の5回、ベンチで試合を見詰めるカブス・和田。5回6安打無失点で3勝目を挙げた

ナ・リーグ カブス2―1ジャイアンツ

(8月21日 シカゴ)
 19日にサスペンデッドゲームとなっていたカブス―ジャイアンツ戦は21日、5回裏2―0とカブスがリードしているところから再開。和田の打席から再開。和田は代打を送られ、試合は2―1で逃げ切り勝ち。この結果、19日に5回を6安打無失点と好投していたカブスの和田は、一度はお預けとなった3勝目を手に入れた。

 この日も雨のため2時間近く開始が遅れた。カブス打線は4回以降無安打に抑えられていたが、投手陣が好投し、1失点で切り抜けた。和田はゲームセットの瞬間にベンチを飛び出して同僚らと握手を交わし、レンテリア監督は「私の心の中では、既に彼(和田)が勝利投手だった」とたたえた。

 同戦は19日に2―0の5回表終了後に大雨となり、4時間34分の中断後にコールドゲームが宣告されたが、ジャイアンツ側がカブス側のグラウンド管理に問題があったとして異議申し立てを行い、サスペンデッドゲームとなっていた。和田の初完封は取り消され、3勝目も「保留」となっていた。

 ▼和田の話 勝って良かった。(救援陣が)抑えてくれると信じていた。投げた日(19日)から次の先発に向けて気持ちは切り替わっていたから、変な感じだった。

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