広島　連勝４で止まった！４番ロサリオ４タコにイライラ

＜Ｄ・広＞初回２死一塁、空振り三振に倒れ悔しがるロサリオ

セ・リーグ 広島０－３ＤｅＮＡ

（8月21日 横浜）
　球団記録の８試合連続２桁安打と猛威を振るっていた広島打線が、あっさりと止まった。

　ＤｅＮＡの先発・三浦をとらえることができず、５安打で６月１３日西武戦以来、今季７度目の零敗。連勝も４でストップし野村監督も歯切れが悪かった。

　「いい当たりが正面をつくなどハードラックもあった」

　４回までは２安打で好機もなし。２点を追う５回には２死一、二塁から先発・福井に代打・広瀬を送り勝負に出たものの空振り三振。７回２死一、三塁では前日２０日に先頭打者弾を放った天谷を代打起用も左飛で得点できなかった。新井打撃コーチは「とらえられなかったわけじゃないが、（三浦は）曲がり球の制球がよく丁寧に投げられた」と悔しさを見せた。

　再昇格した１５日巨人戦から４番に座り５試合連続安打を放っていたロサリオも走者を置いた３度の打席で凡退するなど４打席無安打。「今まではコンパクトに振ることを意識していたが、きょうはスイングが大きくなってしまった」。冷静な分析とは対照的に口調にはいら立ちが感じられた。

　失点もミスが絡んだだけに、「お得意様」相手に手痛い１敗を喫した夜となった。

　▼広島・丸（三浦から２安打も）うまくやられた。ひきずるのだけはやめたい。