ドン・ジマー氏死去 東映でプレー、張本氏「熱い男だった」

[ 2014年6月6日 05:30 ]

66年、東映時代のドン・ジマー氏

 大リーグの4球団で監督を歴任し、カブスを地区優勝に導いた89年にはナ・リーグ最優秀監督に選ばれたドン・ジマー氏が4日(日本時間5日)、死去した。83歳だった。同氏がシニアアドバイザーを務めていたレイズが発表した。4月に心臓手術を受け、リハビリセンターで療養していた。

 ジマー氏は内野手として54~65年にプレーし、ドジャースでワールドシリーズを2度制覇。66年には日本の東映(現日本ハム)でもプレーした。96年から、松井秀喜氏の入団1年目だった03年まではヤンキースのベンチコーチ。96年以降はプロ入りからの年数を背番号としており、03年は「55」年目だったが松井氏に譲った。03年のリーグ優勝決定シリーズでは、レッドソックスとの乱闘で相手エース・マルティネスに突進して、投げ飛ばされる場面も。小柄ながら愛きょうある風貌で人気を博し、愛称は「ポパイ」だった。

 各地の球場では試合中にジマー氏へ黙とうがささげられた。ヤ軍主将のジーターは「まだ受け入れるのは難しい。多くのことを学ばせてもらった」と神妙な表情を浮かべた。

 ▼張本勲氏(東映時代の同僚。スポニチ本紙評論家)彼は物凄いファイターで、他の外国人選手も一目置いていた。右手か左手の親指を痛めて試合に出られないとき、当時の水原監督に食ってかかっていたことを思い出す。熱い男だった。本当に寂しい。

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