マー君 チームの借金生活阻止「タフな試合だった」

[ 2014年6月6日 08:28 ]

<ヤンキース・アスレチックス>力投する田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース2―1アスレチックス

(6月5日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(25)が5日(日本時間6日)、アスレチックス戦に先発し、6回を5安打1失点に抑えて9勝目(1敗)。ア・リーグ西地区首位を独走するア軍の打線を相手に初回1死からソロ本塁打を浴びたものの、その後は無失点に抑えた。

 初回に失点も2回に味方が追いつき、3回には2―1と逆転。直後の4回には2死から連打を許して2死一、二塁のピンチを招いたが、ローリーを9球目の変化球で空振り三振に斬った。5回にも中前打と四球で得点圏に走者を背負ったが、後続を断って無失点。粘る相手との我慢比べを制して、先発の役割を果たした。

 今季メジャーでただ一人続けているクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)は12試合に伸び、防御率はリーグトップの2・02。負ければチームは勝率5割を切るという一戦で踏ん張り、連敗を4でストップした田中は「チーム状況もあったし、相手はリーグ全体で一番勝っているチーム。粘ってチームの勝利に結び付いたのは良かった。タフな試合だった。僕も我慢強い方だと思うが、相手もすごく粘り強いチームだと感じた」と振り返った。

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