グリエル 「3番・三塁」デビューへ万全!大物ぶりも発揮

[ 2014年6月6日 05:30 ]

練習後、横浜スタジアムでキューバ料理を食べるグリエル

交流戦 DeNA―日本ハム

(6月6日 横浜)
 キューバを代表する強打者が1軍デビューを果たす。DeNAのグリエルが、6日の日本ハム戦に「3番・三塁」で先発起用される。5日は、本拠地で初練習。内野の守備練習は途中で報道陣に非公開にしてバントシフトなどサインプレーを確認した。

 「キューバよりサインの量が多い。宿題にしたい」と苦笑いで振り返ったが、大物ぶりも発揮した。中畑監督によると、「(非公開中に)あくびしていたよ」。さらに「(走者の)タッチまでやれ。何のためにやるのか」と注意したという。

 日本食が苦手なため、球団は全面的にサポート。球場の食堂には球団管理栄養士の乙坂紀子氏を中心に考案したキューバ料理が常時用意され「黒豆煮込み」を食べ、「キューバにいるみたい。体重が増えることを心配するくらい」とご満悦だ。デビュー戦は、親交の深い巨人・セペダと同じナイキ社製のスパイクを履いて臨む。「横浜には誠実なファンがいる。勝つことで満足させられれば」。キューバの至宝が満を持してベールを脱ぐ。

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2014年6月6日のニュース