西 75年ぶり球団タイ記録に「光栄」も「野手に迷惑かけた」

[ 2014年5月13日 21:24 ]

<楽・オ>開幕7連勝を飾り、ファンの歓声に応える西

パ・リーグ オリックス2―1楽天

(5月13日 コボスタ宮城)
 開幕7戦連続勝利を懸けてマウンドに上がったオリックス・西。8回までスコアボードに0が並ぶ厳しい展開だったが、それでも「負けない気持ちで攻めるだけだった」と、自分の仕事を貫いた。

 初回から毎回走者を背負うが、それでも後続はきっちり断ってみせた。4回2死一塁からけん制悪送球で得点圏に走者を進めたが、銀次を二ゴロに打ち取ると、6回2死二、三塁のピンチの場面では、再び打席に立った銀次に直球勝負で臨み、一直。「野手の方がしっかり守ってくれていたので、自分は自信を持って投げられた」。8回零封の内容を振り返りつつ、野手への感謝も忘れなかった。

 開幕7連勝。1939年に高橋敏(当時阪急)が記録した球団記録に75年ぶりに並び「光栄です」と話す一方で、自己評価は辛い。「野手の方に迷惑をかける投球が多かったので、いい投球ができよう調整していきたい」。若き右腕はすでに先を見据えていた。

 

 

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