黒田、6回4失点も3勝目ならず…4月12日以降白星なし

[ 2014年5月13日 11:45 ]

メッツ戦に先発したヤンキース・黒田

 米大リーグ、ヤンキースの黒田は12日(日本時間13日)、ニューヨークでのメッツ戦に先発し、6回を投げて7安打4失点、3奪三振。3点リードと勝ち投手の権利を持って降板したが、救援投手が逆転を許し、3勝目はならなかった。イチローは出場機会はなく、ヤンキースは7―9で敗れ、3連敗。

 ともにニューヨークに本拠を置く両チームが激突する「サブウェイシリーズ」の今季初戦。黒田は初回、先頭のヤングに右前打を許すと2死三塁から遊ゴロの間に先制点を奪われたが、ヤンキースは2回にガードナーの右越え満塁本塁打で逆転した。

 黒田は5回にディアルノーに右越えソロを浴び、続く6回には1死一塁からグランダーソンに右越え2ランを被弾。同点に追いつかれたが、その裏、ヤンキースが1死二塁からソラーテの右前適時打で1点を勝ち越し。さらにジョンソンの左中間への適時三塁打などで2点を加え、リードを3点に広げた。

 しかし、7回にE・ヤングの2ランで1点差に迫られると、8回に同点とされた後、4番手のクレイボーンがC・ヤングに2ランを浴びて逆転を許した。黒田は4月12日のレッドソックス戦を最後に白星から遠ざかっている。

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