山井 投打に躍動 7回2失点4勝、チャンスメークに適時打も

[ 2014年5月13日 22:13 ]

<D・中>中日・先発の山井は無傷の4勝目

セ・リーグ 中日7―2DeNA

(5月13日 平塚)
 慣れない地方球場で7回を2失点、打っても2安打1打点と中日・山井が躍動した。

 2回に1点を先制されたものの、味方がすぐに逆転するとその後はバルディリスにソロ本塁打を許しただけでほぼ完ぺきに4連勝中のDeNA打線を封じ込んだ。しかも3、4回は打撃でチャンスメークと三塁線を破る適時打で自らを助ける活躍ぶり。「最少失点を心掛けた。打つ方もバントミスがあって結果オーライだったけど良かった」と振り返った。

 チームは連勝で借金4。山井は「カードの初戦、絶対勝ちたいという思いを前面に出して投げた」と先月16日以来となる勝利への執念を見せ、打線もそれに応えた。カードの初戦を取ったのは4月25日のヤクルト戦以来、今週の6試合を終えると交流戦に入る。「勝ち越して交流戦に入りたいですね」と意気込んだ。次の登板はこのままいくと20日の日本ハム戦(札幌D)が有力、無敗の右腕にかかる期待は大きい。

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