「実績は断然」「尊敬されている」セペダ活躍に太鼓判

[ 2014年5月13日 05:30 ]

入団会見をする巨人・セペダ、背番号は23

セペダ 巨人入団会見

 20年にわたりキューバ代表チームに通訳などで携わってきた全日本野球協会の柴田穣事務局長(48)は、セペダの日本での活躍に太鼓判を押した。「アンダーソン選手と比べて実績では断然上。コンディションさえ整っていれば活躍する」。性格についても「キューバの選手はガツガツしている選手が多いが、彼は温厚で尊敬されている」と明かした。

 キューバの国内リーグの選手は一流選手であっても月給は3万~5万円程度という。危険を冒して亡命し、大リーグ球団との契約で何十億もの大金を手にするよりも「国内リーグが終わって日本で野球をやって、国に帰れる方がいいと考える選手は多い」と話す。セペダの契約は契約金5000万円、年俸1億5000万円(推定)。年俸のうち政府に数十%を還元するが、国のお墨付きと収入の両面が得られる日本球界とのパイプはさらに太くなるとみている。

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