九里「遊びに帰るわけじゃない」故郷・米子で名誉挽回を

[ 2014年5月13日 08:13 ]

雨の中、キャッチボールで調整する広島・九里

 広島ドラフト2位の九里が、13日の阪神戦に先発する。故郷・米子での凱旋登板で、先発ローテーション生き残りにつながる恩返しの快投を誓った。

 「遊びに帰るわけじゃないので、楽しみという感覚はない。2回連続で負けている。勝てるように頑張りたいです」

 中学までを過ごした地での先発を1年目の一目標に挙げていたが、自身の立場を考えれば浮かれてはいられない。4月26日の巨人戦で6回7失点、6日のヤクルト戦でも4回3失点…と先発では2連敗中。交流戦直前の今回は背水の陣だ。

 「危機感はあるけど変に神経質にならず、しっかり低めに集める自分の投球を心掛けたい」

 一時期生活が荒れた中学時代、更生に助力してくれた祖母・淳子さんら親族10人が、当日は観戦予定。快投で恩返しと自身の名誉挽回を図る。

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