和田が3Aで好投 7回を6安打1失点

[ 2014年5月13日 11:51 ]

米大リーグ、カブス傘下のマイナー、3Aアイオワの和田毅投手は12日、アイオワ州デモインでのナッシュビル戦に先発し、7回を6安打1失点だった。勝ち星は付かなかったが、8三振を奪うなど好調さを維持している。

 2回に本塁打で先制点を許した。3回を3者三振に仕留めた後、4~6回はいずれも先頭打者に安打を浴びたが、要所で三振を奪うなどして追加点を許さなかった。

 粘りの投球ができたとする一方で「全然良くはなかった。先頭を出してしまい、(味方の)守備のリズムができずに逆に申し訳なかった」と反省の言葉を口にした。

 今季はこれで7試合に投げ、4勝1敗、防御率1・22と安定感抜群の成績だ。ピービ監督は「キャンプでは球が高めに浮いていたが、いまはしっかり低めに投げ切れている」と説明する。

 33歳の左腕は「結果を残し続けたい」と気を引き締める。現在はメジャー昇格の前提である40人枠に入っていないものの、指揮官は「登板のたびにチーム内での存在価値が高まっている。(昇格は)難しいことではない」と太鼓判を押した。(共同)

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2014年5月13日のニュース