オリ・ディクソン また勝った!5連勝もう一人の立役者だ

[ 2014年4月6日 05:30 ]

<オ・西>2勝目を目指し、力投する先発・ディクソン

パ・リーグ オリックス4-1西武

(4月5日 京セラD)
 投の助っ人も大活躍だ。最大のピンチは7回。無死から3連打で1点を返され、なおも一、二塁に走者を背負った。ここで、オリックス先発のディクソンが踏ん張る。スライダーを決め球にして上本、脇谷、栗山を3者連続三振に仕留めた。

 「あそこは大崩れをする可能性があった。(5回に)ペーニャが打って、いいクッションが入った。強気で攻められた」

 右腕はこの回で降り、7回6安打1失点で2勝目。完封した日本ハム戦に続く好投を見せた。その日本ハム戦で149キロをマークするなど、来日2年目の今季は昨年から球速が上がっている。5キロ近くも上がっているという。この日も平均的に145キロ前後を計測。これで変化球が生きた。

 オフの3カ月間、米アラバマ州の友人のジムで過ごした。主に鍛えた箇所は肩回りと下半身。「それが球速アップにつながっているかは分からないけど」と話すが、1日1時間ほどの取り組みが、開幕2連勝につながっている。

 1、2回も走者を背負いながら踏ん張った。森脇監督も「ランナーを出してから素晴らしい粘りを見せてくれた」と、評価。5連勝のもう一人の立役者を称えた。

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2014年4月6日のニュース