イチローのバットを手掛けてきた久保田さん 引退セレモニー

[ 2014年4月6日 13:55 ]

<オ・西>始球式をするバット職人の久保田五十一さん

パ・リーグ オリックス―西武

(4月6日 京セラD)
 バット作りの名人として米大リーグ、ヤンキースのイチローらのバットを手掛けてきた久保田五十一さん(71)の引退セレモニーが試合前に行われた。

 久保田さんの作ったバットを今も使っているオリックスの谷らから花束を贈られ「貴重な経験をたくさんさせていただいた55年間だった」と振り返った。始球式では、打者の後ろを通るワンバウンドの球を投げ「バットを削るときより緊張した。一生の良い思い出になりました」と笑顔だった。

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2014年4月6日のニュース