阪神 7回以降13点で打ち勝つ 両軍31安打23得点 神宮は連日の大乱打戦!

[ 2014年4月6日 17:58 ]

8回1死一、二塁、勝ち越しの3点本塁打を放ち、阪神・ゴメス(手前)とハイタッチをかわすマートン

セ・リーグ 阪神15―8ヤクルト

(4月6日 神宮)
 阪神が11―12で打ち負けた前日の借りを返し、今度はヤクルトに15―8で打ち勝った。

 前夜は両軍合わせて30安打が乱れ飛び、両軍合計23点がスコアボードに刻まれたが、この日も両軍合計31安打23得点の大乱打戦。阪神が2回に2点を先制すれば、その裏にヤクルトが1死満塁から山田の中前2点適時打で同点とし、さらに川端の中犠飛で3―2と勝ち越すという点の取り合いとなった。

 ヤクルトは3回、2死走者なしから敵失と四球で築いた2死一、二塁で代打・岩村が右越えに1号3ランを放ち、6―2と一時は4点をリード。

 だが、阪神は7回、ヤクルトの4番手・八木から上本、大和の連打などで1死一、三塁とし、ゴメスの左翼線二塁打で2点を返して4―6。さらに5番手・石山からマートンが右前打を放って1死一、三塁とチャンスを広げると、新井良の中前適時打で5―6と1点差に迫った。

 ヤクルトは7回、2死走者なしから西浦、上田の連打などで2死二、三塁としてから山田の左越え二塁打で3点差に広げたが、阪神は反撃の手を緩めない。5―8で迎えた8回、無死満塁から大和の左前2点適時打で1点差に迫ると、ゴメスの遊撃への内野安打でついに8―8の同点。さらにマートンに左越え4号3ランが飛び出して逆に11―8とすると、9回にも4点。終盤の7回以降だけで13点を奪う猛攻でヤクルトを突き放した。

 また、阪神のゴメスは3安打4打点と活躍し、開幕から9試合連続安打。阪神の助っ人外国人選手としては2006年のシーツに並ぶ記録となった。

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2014年4月6日のニュース