中日 凡ミス最下位転落…谷繁「監督としても至らないところ」

[ 2014年4月6日 05:30 ]

<中・巨>初回、四球の井端(右)と谷繁

セ・リーグ 中日3-5巨人

(4月5日 ナゴヤD)
 中日にとっては悔しすぎる1敗だ。3度も追いつきながら延長10回に田島が打たれ4連敗。3―4と勝ち越された直後には、ルナのボーンヘッドでダメ押し点を奪われ、昨年5月13日以来の単独最下位に転落した。

 「(ルナは)2度とやっちゃいけないプレー。そういう指導をしていないのが、監督としても至らないところ」

 谷繁兼任監督が悔しさを押し殺すように振り返った。チーム状況を象徴するようなプレーは、片岡の適時打で勝ち越され、なお2死二、三塁の10回だ。長野の三ゴロを捕球したルナは一塁へ送球せず、二塁走者の片岡を追いかけてタッチ。その間に三塁走者・橋本は本塁へ生還。長野も一塁を駆け抜け、やらないでいい5点目を奪われた。

 2―3の8回2死一、三塁では指揮官自ら右前に同点打。勝利の執念を誰より見せた。開幕から3カード連続負け越し。02年以来、12年ぶりの屈辱を味わう結果となった。

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2014年4月6日のニュース