尚成 尻出し封印でG倒 若かりし頃の“あやまち”「忘れて」

[ 2013年12月27日 05:30 ]

DeNA入団会見で、高田GM(左)とともに笑顔でガッツポーズの高橋

 DeNAに加入した高橋尚成投手(38=前ロッキーズ傘下3A)が26日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。ベテラン左腕はプロ入りから在籍した巨人に宣戦布告。古巣時代の尻出しパフォーマンスは封印し09年以来5年ぶりの日本球界に挑む。また、DeNAはメジャー通算13勝で前ジャイアンツのギジェルモ・モスコーソ投手(30)と契約合意したと発表。左右の先発候補を一気に獲得した。ともに背番号は未定。

 初めてお尻を出したのは巨人での新人時代。25歳だった。「あの時は忘れてください。若かりし頃なんで」。高橋は恥ずかしそうに言った。38歳。もう、お尻は出さない。それでも戦う闘争心は衰えていなかった。

 「それ(年齢)を意識すると老いぼれていく。気持ちは25歳。ランニングも若手には負けたくない。駒大、巨人の大先輩の中畑監督を秋に胴上げしたい」

 巨人では主力投手としてリーグ優勝5度、日本一3度に貢献。10年から海を渡り、宝刀シンカーを武器にした巧みな投球術に磨きをかけてきた。敵として対峙(たいじ)する古巣にも臆することはない。中畑監督が就任以来2年間で巨人戦9勝35敗4分けだが「倒せない相手ではない。対戦成績を意識するから後手に回る部分もある。意識せずに戦えばいい」と力強い。過去2年の6位、5位という順位にも「下から上がるのは簡単じゃないかなと思う」と頼もしかった。

 DeNAは今季リーグワーストのチーム防御率4・50。日本人左腕の先発での白星は藤井の6勝のみだった。深刻な先発駒不足の中で高橋は2年越しの恋人だ。昨オフから獲得を打診し、今季途中で補強に乗り出した際は中畑監督が「直電」で説得した。高橋は「熱意がありがたかった。(先発を)やる自信がなかったらこの選択をしない。長いイニングを投げるのは得意」と胸を張った。

 中畑監督には入団が決まった前日に電話で「若手が多い。引っ張るつもりでやってくれ」と言葉を掛けられたという。「経験したことを少しでも伝えられれば。CSではなく、とにかく優勝する気持ちが強ければ、おのずとチーム力は上がる」。06年以来8年連続でBクラスに低迷するナインの「尻」を叩き、再び勝利の美酒を浴びる。尻出しは封印して。

 ≪尚成の尻出し≫

 ▽00年 ダイエーとの日本シリーズ第5戦に初登板初完封。第6戦で日本一となって優秀賞に輝くと、祝勝会では床に寝転がり、ナインからズボンを下げられてお尻を丸出し。新人ながら盛り上げ役となり、12月の優勝旅行中には長嶋監督から直々に「宴会部長」に指名された。

 ▽02年 リーグ優勝の祝勝会に、ヒョウ柄のTバックで登場。結局脱がされてお尻を丸出しにして大はしゃぎした。日本シリーズで対戦する西武・伊原監督は紙面を見て「朝から不愉快だった。汚い。品がない」と不快感をあらわに。原監督にも「2年前ならまだしも、嫁をもらって子供も生まれたんだから自覚を持て」と言われた。

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