谷 巨人土産は勝利への方法論「全員の気持ちが優勝へ」

[ 2013年12月27日 05:30 ]

笑顔でポーズをとる谷

 巨人を自由契約となり、古巣のオリックス復帰決まった谷佳知外野手(40)が26日、ほっともっと神戸で入団会見を行い、再び背番号「10」のユニホームに袖を通した。

 96年の入団以来、10年にわたって背負った愛着のある背番号。通算2000安打に79安打と迫っているが、最大目標は個人記録ではない。チーム18年ぶり優勝のために、勝利への方法論を持ち帰った。

 「ジャイアンツは勝たないと、日本一にならないといけないチームだった。選手も裏方さんも、職員も全員の気持ちが優勝へと向かっていた」

 巨人時代の7年間で5度のリーグ優勝に貢献した男は球団全体としての強い意志が勝利の絶対条件だと説く。チーム最年長となるベテランは「若い選手には気付いたら言ってあげたいし、背中を見て育ってもほしい。聞かれたら答えるのは当然」とし、経験、さらに卓越した打撃技術など自らの“財産”を惜しみなく還元する構えだ。

 不惑の男にはもう1つの目標もある。

 「自分の父親が野球選手だということを理解し始めている。これまでは(球場に)連れてくる機会はなかったけど、子供にも見せてあげたい」

 現在は東京在住。参議院議員を務める亮子夫人(38)の仕事、さらに長男・佳亮(よしあき)くん(7)の学校環境などから、単身赴任か同居かは「家族会議中」と言う。それでも2人の愛息に野球人としての勇姿を示すことが優勝と同様のモチベーションとなっている。

 外野陣の定位置争いはし烈を極める。「どこのチームでも競争。レギュラーを目指してやる」。若い選手に存在感を見せつけ、愛息に生きざまを示す。谷の完全燃焼に向けた戦いが始まった。

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