マー君 メジャー志した動機明かす「同世代の海外での活躍見て」

[ 2013年12月27日 05:30 ]

壇上で阿部(左)と笑顔で談笑する田中

 今年3月のWBCでバッテリーを組んだ恋女房からの強烈な激励だった。楽天・田中は同じ報知プロスポーツ大賞の大賞を受賞した巨人・阿部から壇上でエールをもらった。

 「日本のピッチャーは優秀なんだと。ダルビッシュもいますけど、それ以上にもっと魅せてもらえたらうれしい」。ダルビッシュはメジャー1年目の昨季は16勝、今季も13勝を挙げ、レンジャーズのエースとして君臨。それでも、阿部からは今季無傷の24連勝を飾った日本球界のエースであれば、それを上回る成績を残せると高い期待を寄せられ、マイクを握った。

 「向こうのリーグに入るだけでは満足はない。そこで活躍して成績を残さなければいけないなと思います」

 メジャーを志した動機も明かした。「同年代のアスリートが海外で活躍されている姿を見て、そういう場で挑戦してみたいと思いました」。兄貴分として慕う、ダルビッシュはもちろん、サッカー界では、同学年のマンチェスター・ユナイテッドの香川らが世界の第一線で活躍。「プロに入る時はなかった」というメジャーへの思いが、次第に膨らんでいったという。

 阿部とは壇上から降りたテーブル席でもメジャーが話題となった。阿部は先日、田中の移籍先の有力候補であるヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムを訪問。「スケールが違うぞ」と伝えられた。田中自身も米国での生活を見据え、女子プロゴルファーの宮里美香に「海外生活で必要なものは何ですか」と逆取材。宮里から「味噌汁があるとうれしい」とアドバイスされると、「僕も好きなのでしっかり持って行くようにします」と日本食持参で渡米する。

 「どこでやっても僕のプレースタイルは変わらない。その質を来年も追い求めて向上させていければ」。メジャー挑戦に胸を躍らせても、田中の自信は変わらない。

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