ロッテ ブラゼル延長V弾!“下克上”はこれから!

[ 2013年10月18日 21:34 ]

<楽・ロ>10回無死、ソロアーチを放ったブラゼル

パ・リーグCSファイナルS第2戦 ロッテ4―2楽天

(10月18日 Kスタ宮城)
 日本シリーズ進出を懸けたパ・リーグCSファイナルステージは18日、Kスタ宮城で第2戦が行われた。1-1で延長戦に突入した熱闘は10回、ロッテはブラゼルの勝ち越しソロなどで3点を奪取。9回1死から追いつかれる嫌な展開から執念の白星をもぎ取り“下克上”へ踏みとどまった。

 歓喜の敵地を一振りで静まり返らせた。1-1の同点で突入した延長10回。先頭・ブラゼルの豪快な打球は、楽天ファンの悲鳴とともに右翼スタンドへと飛び込んだ。歓喜に沸くロッテベンチ。伊東監督も満面の笑みで大砲を出迎えた。

 これで勢いづいた打線はさらに襲い掛かった。連打から1死二、三塁とし、根元が中前に2点適時打。一気にリードを広げ、逃げ切った。

 楽天は1点ビハインドで迎えた9回、1死からジョーンズが起死回生の同点ソロ。しかし延長10回、2番手・金刃が勝ち越しソロを被弾するなど救援陣が打ち込まれた。打線も序盤からの再三の好機を生かせず、9回を4安打11奪三振で1失点と好投した先発・則本を援護できず、球団初の日本シリーズ進出王手はお預けとなった。

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2013年10月18日のニュース