ブラゼル、起死回生の一発に「貢献できてうれしい」

[ 2013年10月18日 22:05 ]

<楽・ロ>延長10回に勝ち越しソロを放ち、指を突き上げるロッテのブラゼル

パ・リーグCSファイナルS第2戦 ロッテ4―2楽天

(10月18日 Kスタ宮城)
 楽天に傾きかけた流れを、一発で引き戻した。延長10回、途中出場でこの試合2度目の打席に入ったブラゼルは、集中力を研ぎ澄ませていた。そしてフルカウントからの6球目。引っ張った打球は右翼ポール際へ。崖っぷちに追い込まれつつあったチームが息を吹き返す、値千金の勝ち越し弾となった。

 「自分自身、チームに貢献できてうれしい。試合前は(楽天2勝と)負けていることは考えず、リラックスしていこうと」とブラゼル。引き分け以下なら、楽天の日本シリーズ進出に王手がかかっていた大事な試合での大仕事に満足げだった。

 これで「ファイナルステージ1勝」。まだ戦いはこれからだ。「選手全員で四球とか、ヒットをつなぐとか、小さなことをしっかりと、自分たちの野球をやっていきたい」。ブラゼルは力強く言い切った。

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