指揮官の期待に応えた 花巻東 小兵・千葉が全打席出塁

[ 2013年8月19日 10:54 ]

第95回全国高校野球選手権準々決勝 花巻東5―4鳴門

(8月19日 甲子園)
 花巻東が終盤の逆転で4年ぶりの準決勝進出を決めた。1点を追う8回、先頭の2番千葉が四球で出塁。2死二塁から多々野の一塁ベースに当たる安打で同点のホームを踏んだ。さらに山下が勝ち越しの左中間二塁打。茂木も右前打で続き、この回3点を挙げた。

 千葉は1回にフルカウントからファウルで7球粘って四球を選ぶなど5打席全て出塁。6回の四球の直後には岸里の2ランが飛び出した。「千葉が鍵。四球でもいいから出てほしい」と話していた佐々木監督の期待に応え、156センチの小兵が見事にかき回した。

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2013年8月19日のニュース