高橋周 格別2号「感触は一番」子供のころは巨人ファン

[ 2013年8月19日 06:00 ]

<巨・中>3回1死二塁、右越え2ランを放ち、ナインに迎えられる中日・高橋周

セ・リーグ 中日10―4巨人

(8月18日 東京D)
 中日の若き長距離砲・高橋周が5―1の3回1死二塁、立ち上がりから苦しむ菅野のカットボールを振り抜いた。東京ドームの右翼席中段に突き刺す2号2ランは、黄金ルーキーのプロ最短KOを決定づける、巨人戦初アーチだった。

 「小さいころから野球を見ていた球場なので。感触はこれまでで一番良かった」。神奈川県出身で子供の頃は巨人ファン。東京ドームでの豪快弾と言えば「松井秀喜さん」と即答する。

 初回1死二塁では、森野が右越え先制11号2ラン。高橋周が東海大甲府、森野は東海大相模出身と「東海大コンビ」の2発で東海大出身の菅野を沈めた。「菅野から初めてのヒットがホームラン。高校(東海大相模高)の後輩から打てて良かった」と笑顔を見せた。

 借金はまだ2桁の12。順位も4位のままだが、過去2戦2敗だった菅野を打って勝ち越した。4発放っての快勝に高木監督は「きのうの(神宮外苑の)打ち上げ花火みたいなもんですね」とニンマリ。19日には、20日の広島戦が行われる故郷の岐阜に乗り込むが、「あした(19日)は長良川で花火大会や」と、ご機嫌に会見を締めくくった。

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