延岡学園 奈須が流れ変えた まさかの“やり直し”も連続三振斬り

[ 2013年8月19日 19:52 ]

<富山第一・延岡学園>9回表、2死一、三塁のピンチを切り抜け、雄たけびを上げベンチに戻る延岡学園・奈須

第95回全国高校野球選手権大会準々決勝 延岡学園5―4富山第一

(8月19日 甲子園)
 延岡学園の3番手投手・奈須の闘志あふれる投球が富山第一に傾きかけていた流れを変えた。

 4―4で迎えた9回表の守り。2番手の左腕エース横瀬が連打を浴び、1死一、三塁という場面で奈須にスイッチし、次打者の二塁ゴロは二塁手の美技から併殺打となって一度は攻守交代となった。だが、投球練習中のボールがグラウンドに入ったとして、左翼線審がタイムをかけていたと判定され、「打ち直し」に。一度ベンチに戻っていた延岡学園ナインはグラウンドに戻ることになったが、奈須がそこから2者連続三振に斬って取り、ピンチを切り抜けた。そして、延長11回裏、1死一、二塁から薄田の二塁ゴロの間に二走・浜田が生還。サヨナラ勝ちが決まった瞬間を「うれしくて飛び上がりました」という奈須は、9回の“やり直し”についても「しっかり気持ちを切り替えられた。三振は狙ってませんが、腕は振れてた。とにかく今、楽しいです!」と高校生らしく素直に振り返った。

 激戦を制した重本監督は「選手はすごいなぁと感心してます」と率直な感想。宮崎県勢として1965年の高鍋以来48年ぶりの4強入りに「そういったところに並べたことをすごく光栄に思います」と口にした。休養日を挟んで21日の準決勝は花巻東との対戦。「目の前のできることを確認しながらしっかりやりたい」。重本監督が静かに誓った。

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