防御率トップ浮上も…黒田 8敗目「気持ちの部分で粘れなかった」

[ 2013年8月19日 06:00 ]

<レッドソックス・ヤンキース>4回1死一、三塁、ドリュー(後方)を一ゴロに打ち取るも、一塁手の悪送球で先制点を許した黒田

ア・リーグ ヤンキース1―6レッドソックス

(8月17日 ボストン)
 ヤンキースの黒田が17日(日本時間18日)、レッドソックス戦に先発し、拙守にも足を引っ張られて8敗目(11勝)を喫した。

 5回2/3を投げ、メジャー6年目で自己ワーストの11安打を浴び、今季ワーストタイの5失点。「気持ちの部分で粘れなかったのが大きかったですね」と敗因に挙げた。

 連打で無死一、三塁とされた0―0の4回だ。ナバを見逃し三振に取り、続くドルーを一ゴロを打たせたところまでは計算通りだったが、オーバーベイが二塁へ悪送球。併殺どころか1つもアウトを取れずに先制点を許し、後続にも連続適時打を浴びてこの回3点を失った。「狙ったコースにボールを投げて、狙った通りにボールが飛んだ。ゲームを左右する場面だった」と悔しさを押し殺した。6回にも2点を許したところで降板。「もう一回、集中力を切らさずにいかなければいけなかった」と反省した。

 それでも自責点は3で、防御率は2・41。トップに立っていたマリナーズのヘルナンデスがこの日打ち込まれて2・47としたため、リーグ1位に浮上した。地区首位のレ軍とは再び8・5ゲーム差。黒田は「みんなで戦っていかないといけない」と前を向いた。

続きを表示

2013年8月19日のニュース