原巨人 快勝も交流戦連覇消滅 それでも長野が復調気配

[ 2013年6月13日 06:00 ]

<オ・巨>7回無死一塁、巨人・長野は中越えソロを放つ

交流戦 巨人7-1オリックス

(6月12日 京セラD)
 巨人は16安打7得点で快勝したが、交流戦連覇は消滅。原監督は「しっかり受け止めて、あすからつなげていきたい」と冷静に語った。

  V逸は確定したが、光は見えてきた。5月28日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来10試合ぶりに1番に戻った長野が、7回の中越え9号ソロなど4安打3打点と大活躍した。今季は打撃不振で8番も経験。「何番でもやることは一緒。たまたまです」と謙遜したが、8回2死満塁での左前適時打には、原監督が珍しくベンチで右拳を突き上げた。「彼があそこ(1番)で役割を果たしてくれると厚みは増す。本人は地団駄踏みながら、悪戦苦闘してやっている」。まだ打率・246だが、昨季は不動のリードオフマンが打てばチームも勢いづく。不振が続く村田は9番で起用された。横浜時代の05年以来8年ぶり。屈辱をバネに5回無死二塁で右前打を放ち、好機を広げた。

 交流戦は敗れたが、セリーグの首位・阪神には0・5ゲーム差でピタリ。原監督は「分岐となる1試合になったと思いますね」と譲れないリーグ連覇に手応えを感じた。

 ▼巨人・村田(横浜時代の05年以来8年ぶりの9番で出場し5打数1安打)牛島(監督)さんの時以来ですよね。その時言われました。9番の次は何番だって。1番ですと答えたら出られねえよと言われました。上位に戻ろうというつもりでやっていきます。

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2013年6月13日のニュース