日体大も8強入り!タイブレーク方式の延長戦を制す

[ 2013年6月13日 17:45 ]

第62回全日本大学野球選手権2回戦 日体大8-4京産大

(6月13日 東京ドーム)
 東京ドームの第3試合は延長10回の末、日体大が8―4で京産大を下し、8強入りした。

 日体大は4回、2死一、二塁から中村壮の左中間二塁打で2点を先制。5回に1点差にされた後、8回には同点に追いつかれ、2-2で延長戦に突入した。大会規定で、延長戦はお互いに1死満塁から攻撃がスタートするタイブレーク方式を採用。10回表、日体大が連続の押し出し四死球で2点、さらに適時打2本と犠飛で計6点を挙げたのに対し、その裏、京産大は2点を返すにとどまり、力尽きた。

 日体大の古城監督は「流れ的に逃げ切るパターンだったが、追いつかれてしまい、厳しい試合だった」と試合を振り返りつつ、1死満塁から始まるタイブレーク方式には「サッカーで言えばPK戦。選手を信じて送り出した」としぶとく粘って最初の押し出し四球を選んだ国島ら選手の頑張りを喜んだ。

 10回に左前に2点適時打を放つなど2安打2四球の平野は「終盤追いつかれて悔しかったが、スタンドの声援がすごくて負けられないと思った」と応援席からの声援に感謝。前回に続く8強入りだが、「まだまだ、ここから。目の前の1戦1戦を大事にしていきたい」と結んだ。

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2013年6月13日のニュース