“大谷を倒した男”東北福祉大・出口 好投で勝利貢献

[ 2013年6月13日 06:00 ]

<東北福祉大・近大>好投した東北福祉大の先発・出口

全日本大学野球選手権第2日・1回戦 東北福祉大2―1近大

(6月12日 東京ドーム)
 大谷(日本ハム)を倒した経験を持つ東北福祉大の1年生コンビが粘りの投球を見せた。

 先発は、昨夏の岩手大会決勝で花巻東を破った盛岡大付出身の出口。「(大谷に)刺激されている。自分も頑張らないと」と3回2/3を3安打無失点と好投した。2番手の城間は、光星学院(現八戸学院光星)時代の11年秋に東北大会準決勝で花巻東に勝利。その試合、大谷は登板しなかったが、高校日本代表では同じ釜の飯を食べた。2回2/3を1失点で勝利投手になり「東京ドームで緊張したが途中から楽しく投げることができた」と振り返った。山路哲生監督も「1年生2人の投球に尽きる」と評した。

 ▼近大・小出(4回1/3を3安打2失点で敗戦)全国の舞台が初めてで硬くなった。この経験を秋に生かして、もう一度全国に行きたい。

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2013年6月13日のニュース