松坂  あと1球で…ドタバタ降板 マメつぶれた

[ 2013年6月13日 06:00 ]

3A戦に復帰登板した松坂

インターナショナルリーグ 3Aコロンバス2―9、3Aグウィンネット

(6月11日 グウィンネット)
 違う右手の負傷で降板…。インディアンス傘下3Aコロンバスの松坂大輔投手(32)が11日(日本時間12日)、故障者リストから復帰したグウィンネット戦で、ハプニングに見舞われた。

 3回2死一塁、2ボール2ストライクと追い込んだ時、右手親指のマメをつぶしてベンチで応急処置。投球を再開して2球目、今度はワンバウンドの球が球審の右手を直撃した。手当ての間、試合が中断。14分後に再開も、その前に首脳陣が右手親指の状態などを考慮して松坂は降板した。球審も試合から離れ、グ軍関係者によれば右手を骨折していたという。

 「マメができるまでは予定通りです」。2回2/3を2安打無失点で、最速90マイル(約145キロ)。予定の3回まで「あと1球」だっただけに、複雑な表情を浮かべた。4月28日以来44日ぶりの公式戦登板で思わぬオチもついたが、コ軍のクリス・トレミー監督は痛めていた左脇腹も今回の右手親指も問題ないと説明。「故障明けで直球、変化球ともに良かった。体調に問題なく投げられたことが一番」と評価した。

 次回は16日(同17日)シャーロット戦で先発する。

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2013年6月13日のニュース