糸井 日本ハムに、メジャーに未練 言葉詰まらせ…

[ 2013年1月27日 06:00 ]

複雑な表情を見せるオリックス・糸井

 電撃トレードから3日が過ぎても、未練を断ち切れなかった。日本ハムからオリックスに移籍した糸井嘉男外野手(31)は26日、ほっと神戸で入団会見し「トレードは驚いた。最初は(日本ハムの選手やファンと)別れるのがつらいと思った。ゼロだった僕をここまでの選手にしてくださったので…」と声を詰まらせた。

 この日、オリックスと契約更改交渉を行い、日本ハムでは保留していた1000万円増の年俸2億円でサイン。契約年数は単年だった。今回の放出劇の一要因とみられるのが、日本ハムに要望していた今季終了後のポスティング・システム(入札制度)によるメジャー挑戦。糸井はこの日の入団会見でも「関心はあります」と本音は隠さず、単年契約ならば夢を実現する可能性は残される。

 とはいえ、糸井は交渉した村山良雄球団本部長に移籍希望を伝えることはなく「今はオリックスで全力を尽くす気持ち」とした。京都出身で近大時代まで関西で過ごしただけに「ただいまという感じ。ヤジは言ってもらっても大丈夫」と前向きに話した。

 終始、緊張した表情の糸井だったが「実は…」と明かして、笑顔も見せた。ほっと神戸の室内練習場で自主トレ中のイチロー(ヤンキース)から「練習見に来いよ」と誘われたという。「初めてイチローさんの練習を見て、めっちゃ興奮しました。気さくに話してくれて、うれしかった」。オリックスでは、そのイチローの「聖地」であった右翼を守る。

 ▼オリックス・村山良雄球団本部長(糸井のメジャー挑戦希望に)まだ、きょう会ったばかりでそんな話はしていない。これから会う機会も多々あるんだし。うちの新しい主軸だから、できる限り長くプレーしてもらいたい。

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