中田、侍背番号は「13」 憧れのAロッド目指す

[ 2013年1月27日 06:00 ]

昨年3月の台湾との復興支援試合では背番号「22」でプレーした中田

 3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会3連覇を目指す侍ジャパンの日本ハム・中田翔内野手(23)の背番号が「13」となることが26日、分かった。入団時に目標の選手に掲げたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(37)も着ける番号。都内のホテルで行われた法大の新年会に出席した山本浩二監督(66)も指名打者(DH)のレギュラー候補とともに、一塁起用の可能性に言及するなど「和製Aロッド」に大きな期待を寄せた。

 選手の顔ともいうべき背番号。中田が選んだのは13だった。関係者は「すでに背番号の調整は終了している。1月中に発表できるのでは」と明かした。

 中田は日本ハムで入団時から6を着けるが、侍ジャパンでは中日・井端、巨人・坂本と重複。日本代表の背番号は年功序列が慣例だが、関係者の話を総合すると、井端が3を着け、坂本に6を譲り、23歳と野手最年少の中田は13に決まった。

 だが、この「13」こそ、中田の思いが込められている。通算647本塁打で、大リーグ最高年俸男のロドリゲスがヤンキースに移籍した04年から着け続ける背番号13。入団1年目に「メジャーに行くなら30歳くらいで。Aロッド(ヤンキース)とかボンズ(元ジャイアンツ)とか格好いいと思う。好きな球団はヤンキース」と語った中田にとって、これ以上ない番号だ。WBCの日本代表では、過去2大会「13」を着けた選手はおらず、活躍次第で自分の背番号に定着させることも可能となる。

 日本の枠を飛び越えて世界基準の大砲へ。山本監督は「DHはやんちゃ坊主(中田)も候補の一人。このメンバーを見ても長打力、ここで一発という魅力はある」と話した。さらに「野手は複数ポジションが望ましい。中田も一塁はできる」とし、2月15日からの代表合宿で一塁の練習も行わせる方針を示した。中田はもともと内野手登録で、日本ハムでも途中出場も含め通算73試合で一塁を守った経験がある。

 「和製Aロッド」として世界に名をとどろかせるには、まず28人の最終メンバーに入る必要がある。内、外野手の代表候補15人から3人が落選する厳しい戦い。打力だけでなく内、外野の守備でも結果が求められる。

 中田は現在、トレーナーのケビン山崎氏とハワイで下半身強化に取り組む。「状態は昨年以上にいい。日の丸を背負う機会はそんなにないし、気にしないと言いつつ、心のどこかでWBCに向けて気合が入っている」と決意をみなぎらせる。中田は30日に帰国し、31日にチームとともに沖縄入り。2月2日に日本ハムキャンプ(名護)を視察する山本監督にアピールすることから始まる。

 ≪WBC空き番≫背番号13は日本では投手が着けるケースがほとんどで、近年では西武・西口、中日・岩瀬が1年目から着けて長く活躍している。野手では巨人・ペタジーニや楽天・大島がおり、広島・堂林は昨季まで着けていた。WBC日本代表では第1回、第2回大会とも空き番号となっていた。

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