例年より硬く…巨人 キャンプ地マウンドがWBC仕様に

[ 2013年1月27日 06:00 ]

巨人キャンプを控え、マウンドをWBC仕様に整備する関係者

 巨人が春季キャンプを行うサンマリン宮崎のマウンドがWBC仕様にリニューアルされたことが26日、分かった。2月15日からは侍ジャパンの合宿に明け渡す同球場。東京ドームと同じく大相撲の土俵にも使われる「荒木田土」を使用したマウンドには、目に見えない変化が隠されていた。

 同球場を確認した巨人のグラウンドキーパーは「WBCもあるので例年よりもマウンドを硬くした。いい状態で仕上がった」と説明。巨人選手やNPBからの要請はなかったが、通常より入念にローラーなどで固める作業を行ったと明かした。

 過去のWBCでは、日本投手陣は米国の硬いマウンドへの対応に苦慮した。それだけに代表候補の内海は「投げにくいかもしれないけど対策するのが大事。配慮してくれるのはありがたい」と歓迎。同じく杉内も「早く(対策)するに越したことはない」と感謝した。サンマリン宮崎だけでなく、屋外ブルペンもWBC仕様に変更。この日は木の花ドーム内のブルペンに大型ローラーが入り「可能な限り硬くします」と球場関係者は作業を進めた。今後も要望があれば、土を硬くする作用のある塩化カルシウムを通常よりも多く土に混ぜるなど対応していく。

 27日からはキャンプ1軍メンバーによる巨人の合同自主トレがスタート。WBC仕様のマウンドに立つ内海は「まずは世界一3連覇の一員になれるように頑張りたい」と、こちらも“硬く”誓った。

 ▽荒木田(あらきだ)土 水田の下層部や河川などに堆積した、茶褐色および灰色の沖積土。単に田土と呼ばれることもある。粘土質で通気性や排水性は劣るが、保水性が高く、乾燥させると硬く固まりやすい。名前の由来は東京湾に注ぐ荒川沿岸の荒川区荒木田原(現在の同区町屋)による。現在は、産地によらず荒木田土と呼ばれる。

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