日本とは違うことだらけのWBC…阿部が乗り切る“秘けつ”力説

[ 2013年1月22日 06:00 ]

自主トレを打ち上げ集合写真を撮影する巨人野手組。阿部(手前)の左が坂本。後列は右から長野、大田、河野、松本哲、矢野

 巨人の阿部、長野、坂本ら野手7人がグアム自主トレを打ち上げた。3月のWBCに臨む阿部は3連覇のカギに不動心を挙げ、昨季、日本一の原動力となった「1番・長野、3番・坂本、4番・阿部」の打順を侍ジャパンでも不動のものとするように号令した。

 現地視察に訪れた侍ジャパンの山本監督は、巨人の3選手を所属チームと同じ打順で起用する可能性について「大いにあると思う」と明言。その上で「調子が悪ければそうではない」とクギを刺した。裏を返せば3人がその打順を全うすれば、3連覇が見えてくる。阿部も「本当にそうだと思う。本人たちも自覚しているだろうから、言うまでもないと思う」とうなずく。

 そのために必要なものが不動心だ。「2人はプロでは初の国際大会。何事にも動じず、マイペースでないとダメ」と説いた。国際大会の怖さは08年北京五輪や09年WBCなどで目の当たりにしてきた。「まずは審判のストライクゾーンに驚く。平気で試合が遅れたり。けん制もボークまがいや、セットポジションで止まらなかったり。でも、それは世界の野球では普通」。経験者として今後も助言を送り続ける。

 この日は天候不良で休養日としたが、連日若手と厳しいメニューをこなしてきた。「最初は全然だったけど、今は数段状態がいい。ほとんどの動きができると思う」と語り、足首の不安も和らいだ。南国で心技体と絆を磨いた侍ジャパンの野手トリオ。おそろいの黒く精かんな表情が充実ぶりを物語っていた。

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