ヤンキース、黒田の粘投実らず敗戦 地区連覇へ正念場

[ 2012年9月13日 06:00 ]

<レッドソックス・ヤンキース>7回途中8安打3失点の粘投を見せたヤンキース・黒田

ア・リーグ  ヤンキース3―4レッドソックス

(9月11日 ボストン)
 ヤンキースは11日(日本時間12日)、レッドソックス戦に3―4でサヨナラ負け。3―3の9回1死一、二塁で右前打を処理したイチローが本塁へ好返球も間に合わず「いやもう、捕って投げるだけでしょ」と淡々と振り返るしかなかった。

 先発の黒田が6回1/3を8安打3失点と粘ったが、メジャー自己最多の14勝目もお預け。「いいときに比べて状態は良くなかった」。チームが逆転した直後の6回、ペドロイアに同点ソロを被弾。今季19度目となるクオリティー・スタート(先発6回以上自責点3以下)は記録したが「流れ的に良くなかった」という一発に泣いた。

 ヤンキースは後半戦27勝29敗で、8月15日を最後に連勝がなく、再びオリオールズにア・リーグ東地区の同率首位に並ばれた。地区2連覇、4年連続のプレーオフ進出へ向けて、正念場を迎えている。

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