引退会見でもらしさ全開「新井兄弟が後押ししたのはありますね」

[ 2012年9月13日 08:13 ]

 阪神の金本知憲外野手(44)が12日、兵庫県西宮市内のホテルで記者会見し、今季限りでの現役引退を発表した。1492試合連続フルイニング出場の世界記録など、数々の金字塔を打ち立ててきた「鉄人」。しかし近年は右肩痛に苦しみ、会見では「この3年間はみじめというか、プロ入りして最初の3年と最後の3年はこんな苦しい人生があるのかと」と胸中を明かした。

 金本は会見では家族やファンに関する質問で涙を浮かべる場面もあったが、弟分の新井については笑顔で答えた。右肩痛に苦しんだ2010年から4番の座を譲ったことを振り返り、「まさか新井に4番を奪われてね、今年はまたまさかで良太にも奪われて。あの兄弟が(引退を)後押ししたのはありますね」と話し、笑いを誘った。

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2012年9月13日のニュース