岡田監督「金本は阪神を変えた。若手が痛いと言わんようになった」

[ 2012年9月13日 10:27 ]

 オリックスの岡田監督は、現役引退を発表した阪神・金本の心中を慮った。12日午前9時すぎに本人から連絡を受け、10分間ほど話し込んだという。「電話あったよ。(引退は)いつかは来るもんやからな。若手に切り替える時期は来るよ。チーム事情もあるからな」と話した。

 阪神監督に就任した04年は金本を開幕から4番で起用。05年にリーグ優勝を果たしたが、その強い精神力とリーダーシップは今なお強く印象に残る。「チームを変えた、それくらいの影響力があった。若いヤツらが痛いと言わんようになったからな」と振り返った。

 阪神の監督、選手としてともに過ごした貴重な5年間にあふれる思い出が詰まる。「オフになったら飯でも食ってなあ」と“再会”を心待ちにしているようだった。

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2012年9月13日のニュース