内海リーグトップに並ぶ13勝目!巨人、マジック1桁に

[ 2012年9月13日 20:52 ]

7回を1失点で、リーグトップに並ぶ13勝目を挙げた巨人・内海

セ・リーグ 巨人4―1広島

(9月13日 東京D)
 投手陣のリーダーとして、生え抜きのエースとして若手に負けるわけにはいかない。巨人の先発・内海が7回を5安打1失点と好投、リーグトップに並ぶ13勝目をマークした。

 「調子自体はよくなかったけど、(捕手の)阿部さんがうまく(いい部分を)引き出してくれました。1、2戦と若いピッチャーがいい流れをつくってくれたので、その流れに乗ることができました」

 11日は2年目の小山が今季2勝目をマークし、前日(12日)は高卒4年目の笠原がプロ初勝利と、優勝に向かって突き進む中で若手投手が躍動する姿は、9年目を迎えたエース左腕にも大きな刺激となった。5回までは先頭打者を全て打ち取り無失点。6回にエルドレッドに一発を浴びたものの、失点はこの1点だけ。2年連続の最多勝も視界に入ってきた。

 打線は3回2死一、三塁から坂本の左前適時打で先制。5回には2死から坂本が中前打で出塁し、続く阿部が右越えに23号2ラン。8回にも1点と、内海が「欲しいところで点を取ってくれるのでで気持ちよく投げることができた」と話したように効果的に加点。これで1分けを挟み5連勝で、貯金は40となり、優勝へのマジックナンバーはついに1桁になった。

 原監督は「私の中では昨日と今日に変わりはない。あすも同じ気持ちで戦うだけ」と表情を引き締めたが、内海は「早く(優勝を)決められるようにチーム一丸となって頑張っていきたい」と力強かった。

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