仙台育英 急造左腕で飯塚・古賀対策

[ 2012年8月15日 06:00 ]

仙台育英ナインは雨で試合が中止になり室内で練習する

第94回全国高校野球選手権

 仙台育英は急造左腕で飯塚(福岡)の左腕・古賀対策だ。部員108人の中で左投げはわずか3人。そんなチームの窮地に右投げの控え捕手・小林が「左でも投げられます」と打撃投手を買って出た。

 通常のフリー打撃より近い距離ながら左腕の感触を確かめ、小杉主将は「助かった。コバの気持ちに応えたい」。北京五輪が開催された08年は、雨の影響で第4試合が第1試合に変更された1回戦で快勝(4―1菰野)。吉兆の五輪イヤーの雨に佐々木監督は「条件は一緒。でも、選手には雨は得意だよなって言ってます」と話した。

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2012年8月15日のニュース