黒田 レ軍強力打線を2安打完封!11勝目に「勝ったことが大事」

[ 2012年8月15日 11:21 ]

レンジャーズ戦の8回、マーフィーを併殺打に打ち取り、ガッツポーズするヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース3―0レンジャーズ

(8月14日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は14日、ニューヨークでのレンジャーズ戦に先発し、2安打完封で11勝目(8敗)を挙げた。完封は今季2度目で防御率は3・06。チームは3―0で勝った。

 黒田がレンジャーズの強力打線を2安打に封じて今季11勝目。奪三振は5個だったが、打たせて取る投球を貫き「勝ったことが大事。チーム状態はそんなによくなかったし、すごく大事なゲームだった」と振り返った。

 低めの速球とスライダーを駆使し、27アウトのうち半分以上が内野ゴロ。「どのタイミングで(真っすぐで内角に)いくか。相手の反応を見ながら投げた。そうしないとスライダーが生きてこない」と、好投の要因にはしっかり内角を突けたことを挙げた。

 7回に初安打を許すまでノーヒットノーランの快挙も期待されたが、黒田は「ノーヒッターは簡単にできるとは思っていない。まずは勝つことだった」とサバサバと語った。

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