馬淵監督 5回無安打無失点のエースに思った「1本打たれた方が…」

[ 2012年8月15日 10:52 ]

<明徳義塾―酒田南>酒田南戦に先発した明徳義塾・福
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第94回全国高校野球選手権大会2回戦 明徳義塾3―2酒田南

(8月15日 甲子園)
 明徳義塾は初出場した84年の第66回大会から、14度の出場すべてで初戦を突破。馬淵監督は「何度戦っても初戦は難しい。勝ってくれてうれしい」と話した。

 エース福は内角を積極的に突いて2失点完投。馬淵監督は、5回まで無安打無失点だった福について「早く1本打たれればいい」と思っていたという。「1本打たれた方が気持ちを切り替えられる」というのがその理由。エースは7回に相手投手・会田に一発を浴び、8回には適時打でさらに1点を失ったが、2死一、三塁のピンチは内角の直球で二飛に仕留めて後続を断った。指揮官は福について「初戦の重圧の中、よく投げてくれた」と称えていた。

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2012年8月15日のニュース