小久保へ「19年間お疲れさま」「優勝して胴上げしたい」

[ 2012年8月15日 07:35 ]

パ・リーグ ソフトバンク1-3ロッテ

(8月14日 ヤフーD)
 引退表明したソフトバンクの小久保に、球界内外からねぎらいの言葉が届いた。

 ▼ソフトバンク・王貞治球団会長 19年間、お疲れさまでした。たび重なる試練を乗り越え、大学卒業者として2000安打を達成、素晴らしい野球人生を全うした君を誇らしく思います。特にこの6年間はチームリーダーとして、チームをまとめ、昨年は8年ぶりの日本一に大いなる貢献をしてくれました。ファンの皆さんも君の頑張り、一挙手一投足に魅せられ、大きな声援を送り続けてくれました。これからは新しい目標に向かって、さらなる飛躍を期待しています。

 ▼巨人・原監督 なんと答えていいか分かりません。引退というのは重い言葉だから。本人が熟慮した中で出した決断でしょうね。

 ▼DeNA・中畑監督 通算2000安打という大記録を残しての引退は、本当によく頑張った。この時期での表明は、チームにプラスになると思ったはず。責任感の強い彼らしい引き際だと思う。

 ▼ソフトバンク・内川 まだ気持ちの整理がつかないが、キャプテン(小久保)も最後まで戦うと言ってくれた。子供の頃からキャプテンを見て、今一緒に戦っているのは幸せなこと。優勝してみんなで喜びたい。

 ▼ソフトバンク・本多(選手会長)ビックリしましたが、この時期というのがよかったのかも。選手にいい衝撃になり、団結力につながる。ここでBクラスにとどまるわけにはいかない。最後は優勝してキャプテンを胴上げしたい。

 ▼小久保の母・利子さん(65) きょうの試合前に電話がありました。少し前から、ひょっとしたらというのは思っていましたが、伝えられると言葉が出ませんでした。ケガの心配がなくなると思いましたけど、寂しいです。

 ▼青学大・河原井正雄監督(大学時代の恩師)学生時代から本当にケガが多くて。本当にここまでよくやったよ。

 ▼山中正竹氏(小久保が唯一の大学生として出場した92年バルセロナ五輪代表監督)立派な決断。球団の状況を客観的に配慮して今の時期に結論を出すのは小久保らしい。

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2012年8月15日のニュース